DAT山行計画

DAT 4月山行計画案内

4月9日(月) 大山:矢筈谷or三鈷峰北東ルンぜMK OOE
 
4月14日(土) 大山:桃源郷キャンプ MK オープン参加

4月15日(日) 大山:春の恵みを感じる山行 MK オープン参加

4月23日(月) 大山:甲川(予定MK OOE


オープン参加の山行 4/15残雪の桃源郷 6/17甲川キャニオリング 8/14・15甲川キャンプ&沢登り 10/21紅葉の藪漕ぎ矢筈谷&キノコ観察 12/16 初冬期の雪の輝き大山一の沢








2017年11月24日金曜日

2017秋 大山山系里山古道調査

神聖な池にかかる薄雪
大山には2つの登山道「夏山登山道」・「ユートピアルート」があり、「自然学習のみち」・「史跡探訪のみち」・「大山参詣のみち」の3つ中国自然歩道がある。国や県が維持管理をしているのはこれらの道である。大山概念図には、これら以外の径(踏跡)も記載されている。大山は古くから里山の生活と密接した関係にあり、今でも、たくさんの径が存在する。概念図に載っているルートは、そもそもが、先人が山の生活で使った径であり、観光や登山を目的として作られたものではないと言えるかもしれない。それらは特別保護区に指定された地域にあり、決して荒らされるようなことがあってはならない。実際に、トラロープが残置されルート工作されたようなところも存在する。人工物を放置する勝手な行為は決して許されるべきではない。私たちは、強い自制心とモラルをもって、謙虚に大山と対峙するべきであると思う。
雪の道を探訪する
話は変わって、山麓の集落から大山横手道につながる古道が複数存在するのをご存じだろうか。現在は、その古道の上に土砂が堆積し、その上にブナやナラなど繁茂している。歴史文献も少なく、それらの全体像を把握するのは容易ではない。私は山仲間を通じて、歴史や自然造形物との結びつきを紐解きながら、大山の古道に深く分け入り、山里と大山を結びつけるロマンを創造する方々に出合った。これらの古道が存在する地域は、特別保護区から外れた普通地域や第三種保護地域に指定されたところが多い。しかるべき申請を行い、見どころある古道を復活させ、誰も知らぬ古くも新しい魅力ある大山を発信しようと活動している姿に心より感銘を受けた。
雪に映える黄や赤、樹の影

 この夏の沢登教室に始まり、某所で行われた紅葉のトレッキングツアーに至っては、ルートの調査や伐開に協力させていただいた。DAT創設の初の活動で、素晴らしい道を創造することに協力させていただけたことは、とても光栄である。この魅力あるルートが「山と渓谷」でプレスリリースされることが決まっている。それまでは、誠に残念ではあるが詳細は控えたい。ゆくゆくは、初冬期、厳冬期、残雪期と、魅力ある古道の姿を、ここでも詳しく紹介したいと考えている。

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